浜松・初生町にラーメン店「六角堂」（浜松市北区初生町、TEL 053-523-8846）がオープンして1カ月がたった。

メーンの「二代目 香滋らーめん」

　店主の金田耕治さんは静岡でイタリア料理店を20年、居酒屋を8年間経営。以前からラーメン店を出したいという思いがあり、新潟から南は鹿児島の有名店に足を運び、味を研究。その研究から作り上げた「香滋（こうじ）らーめん」を居酒屋時代に提供し、好評だったため今回の出店に踏み切った。

　店舗面積は約25坪。席数はカウンター席5席とテーブル席40席の全45席。コンセプトは「新しい味への挑戦」。金田さんは「常に新しいラーメンを開発して提供したい」と話す。

　メニューは、「二代目香滋らーめん」（680円）、「二代目香滋チャーシュー麺」（950円）、「和風しょうゆらーめん」（500円）など。また、ビジネスマンが昼にニンニクを気にしないで食べられる「にんにく抜き餃子」（250円）も用意する。

　「二代目香滋らーめん」は、居酒屋時代に提供していた豚骨ベースの香滋らーめんを、トビウオの干物から取る「あご出汁」と鶏がらで作り変えたもの。麺には長野産小麦の「華天龍」を使用し香りを強調した。「スープが違えば麺の相性も変わるため、メニューによって麺の小麦の配合から変えている」と金田さん。

　金田さんは「新しいメニューにどんどん挑戦していきたい。ラーメン好きが集まる店になれば」と意気込む。

　営業時間は11時30分～14時30分、18時～20時。