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浜松・高丘東に家系ラーメン店 ファミリー層をターゲットに

大盛り九条ねぎの「醤油らあめん+九条ねぎ」

大盛り九条ねぎの「醤油らあめん+九条ねぎ」

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 浜松・高丘東に8月31日、ラーメン店「横浜家系らあめん 壱縁家(いちえんや)」(浜松市中区高丘東、TEL 053-424-5710)がオープンした。

店舗外観

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 不動産事業をメインに行う「タカコー」が新規事業として始めた同店。外食産業の中でもラーメン店は気軽に入れる店で、「日本のソウルフード」だと考えていた同社は、地域に根ざしたファミリー層をターゲットにしたラーメン店を出そうと考えた。ファミリー層にも対応できる広めの店舗で、女性向けのメニューも用意し、家系ラーメン店で修業をした店長の奥山克仁さんを迎え入れる形でオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約50坪。カウンター10席、テーブル席24席、座敷16席の計50席。テーブルごとの間隔を広くとり、ゆっくりと食事ができる落ち着いた空間に仕上げた。座敷席も用意し、小さい子ども連れの家族にも対応する。「ラーメン店と聞くと、狭い店を思い浮かべてしまうことが多いが、ゆったりとラーメンを食べることのできる店にした」と店主の高橋孝幸さん。

 メニューは「壱縁家醤油らあめん」(950円)を主軸に、豚骨スープをベースにしたしょうゆ・みそ・塩のバリエーションで11種類を用意。豚骨スープはゆっくり丁寧に調理することで、こってりしすぎず臭みのない味で提供。「家系ラーメン」のトッピングに欠かせないチャーシュー、うずら、ほうれん草、のりなどを扱いながらも、老若男女問わず喜んでもらえるように、クセのないスープにしたという。中でも「醤油らあめん+九条ネギ」(880円)は京都から仕入れた九条ねぎをスープが見えないほどの山盛りにし、豚骨スープでもさっぱりと食べることのできる工夫をしている。ほかにも女性客にも対応できるようにあっさりとした「壱縁家鶏白湯らあめん」(830円)も用意する。

 「家系ラーメンと聞くとこってりとした豚骨ラーメンを想像するが、食べやすいようにクセのないスープに仕上げた。幅広い世代に対応でき、地域の人から愛される店にしていきたい」と高橋さん。「女性にも対応できるメニューを用意し、サイドメニューのギョーザはテークアウトもできるようにしている。今後は子ども用のメニューも用意し、より家族で来店しやすい店作りをしていく」とも。

 営業時間は、平日=11時~15時、土曜・日曜・祝日=11時~23時。火曜定休。

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