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浜松のザザシティ中央館でガーベラの特別展 地元の隠れた「日本一」を発信

多くの来場に期待する、館長の廣田さんと副館長の青柳さん

多くの来場に期待する、館長の廣田さんと副館長の青柳さん

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 「ザザシティ浜松中央館」(浜松市中区鍛冶町、TEL 053-459-3333)で現在、地元の魅力を紹介する特別展「地のものチャレンジ企画第3弾 浜松のガーベラ」を開催している。

日本一の生産量を誇るガーベラを紹介する展示

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 街なかの情報発信拠点として、シリーズで浜松の魅力を発信する同企画。昨年12月より継続し、今回は、「浜松ギョーザ」「三ケ日ミカン」に続く第3弾。食品以外をテーマとして検討する中で、「ガーベラ」を社内提案。浜松市は、日本一のガーベラ出荷量を誇るが、社内スタッフや地元で生まれ育った周囲の人ですら、あまり知らなかったという。地元の方も知らない隠れた魅力を発信することが郷土愛につながると考え、テーマを「浜松のガーベラ」に決定。地元の切り花生産農家で構成される「浜松PCガーベラ」からの協賛を受け、開催にこぎ着けた。

 ザザシティ中央館1階「はままつ楽市」で開催する同展。同館テナントの各店頭にガーベラを飾り、統一感を演出する。テーマ企画として、同館のテナント生花店「SOWAKA(ソワカ)」とコラボレーションし、「花みくじ付きガーベラ」(1本=300円)を販売。色とりどりのガーベラに、花言葉や遊び心満載のオリジナルメッセージが入るおみくじ付き。当たりが出ると、限定5人に50品種50本で作るガーベラの花束をプレゼントする。「一輪挿しにチャレンジ」(500円)は、ガーベラ1本と花みくじが付くワークショップ。同店をプロデュースする華道家直伝の美しく飾るコツを、店内スタッフから学べる。

 テーマ展示として、全て品種の異なるガーベラを1輪挿しで21本飾り、浜松市とガーベラ生産についてパネルで紹介。ガーベラは1000種類以上もの品種があるが、浜松市では、PCガーベラが開発したオリジナルの24品種を含む、約200種を生産。全国的にも日照量が多く栽培に適しており、若い世代の農家が積極的に生産に関わり、日本一を実現しているという。

 新型コロナウイルスの対策としてスタッフはマスク着用、手指消毒を徹底。館内には手指用の消毒を用意する。

 同館が運用するユーチューブチャンネルでも、同企画を含めた地域情報を、積極的に発信している。「地元の人でさえ知らない魅力を探し出し、今後も発信していきたい」と館長の廣田誠さん。「気軽に購入できる値段なので、花みくじをきっかけに、花を飾る習慣につながればうれしい」とも。

 営業時間は10時~22時(金曜・土曜は23時まで)。企画は、3月31日まで開催し、一時休止後、4月16日から18日までの3日間のみ再開。ワークショップは、3月20日・21日、27日・28日の13時~15時のみ限定で開催。

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