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浜松・原島町に手作りパン店 コロナ禍のテークアウト需要を見込み

多くの来店に期待する、スタッフ

多くの来店に期待する、スタッフ

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 パン店「手づくりパン工房サラブレッド原島店」(浜松市東区原島町、 TEL053-461-0580)が5月5日、オープンした。

常時50種類以上の手作りパンが並ぶ店内

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 浜松市内で和食やイタリアンなどの飲食店を複数運営する「大羽」(中区)が運営する同店。2017(平成29)年に「焼きたてパン工房サラブレッド」(東区有玉南町)を出店した。種類豊富で焼きたての手作りパンを味わえる専門店として運営している。コロナ禍で通常の飲食店よりもテークアウトを主体とする業態が求められていると考え、2号店をオープンすることとした。

 店舗は約15坪。白と木目を基調にするシンプルなデザインで、入店しやすい優しい雰囲気を演出する。テークアウト専門でパンを販売する。

 店内の工房で、生地から手作りで一つ一つ仕上げる。味の質が長持ちするという天然酵母「ルヴァン」を使い、総菜パンからデザート感覚のものまで常時50種類をそろえる。普段から利用しやすい店を目指し、リーズナブルな料金設定を心掛ける。名古屋市の有名店の監修を受けた食パン「熟成角食サラブレッド」(1斤=324円)は、時間と手間をかけてじっくり熟成して焼き上げ、小麦本来の味と香りを楽しめる。「牛肉ゴロっとカレーパン」(184円)は、角型の牛肉をふんだんに使い、中辛に仕上げた同店の人気メニュー。このほか、ほど良い甘みとコクが特徴という自家製カスタードクリームを使った「ふわとろクリームパン」(140円)、チーズと磯の風味が特徴という「ミニピザ小エビとシラス」(270円)なども用意する。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指のアルコール消毒を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務付けている。店内は、定期的な換気を徹底し、密を避けるため、一度の入店人数を5人以下に制限する。

 来店客からは「安くておいしいのでうれしい」「お店の内装がかわいい」などの声が寄せられているという。「系列店ではあるが、原島店のみの新商品を考案しながら、オリジナリティーを出していきたい」と店長の平出雅幸さん。「地域に密着して地元から愛される店を目指している。日常使いや友人へのお土産など、さまざまなシーンで利用してもらえればうれしい」とも。

 営業時間は8時~19時。月曜、木曜定休。

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