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浜松各所でイルミネーション点灯 コロナ禍で街を明るく照らしたいと

はままつフルーツパーク時之栖の「ファウンテンイルミネーションショー」

はままつフルーツパーク時之栖の「ファウンテンイルミネーションショー」

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 浜松市内各所で11月から、イルミネーション点灯が始まっている。

はままつフラワーパークのイルミネーション

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 「はままつフラワーパーク」(西区)では、約100万球のLEDが点灯する「フラワー・イルミネーション」を開催している。場内で流れる音楽は、全て浜松出身のアーティスト「Jam9(ジャムナイン)」がプロデュース。高さ8メートルのモミの木のツリーやクリスマスをモチーフにしたコーナー、「大温室クリスタルパレス」でのポインセチアのライトアップなど、花と光が作り出す心温まる装飾を楽しめる。「コロナ禍でなかなか遠方には行けないと思うので、身近な当園に来園し、家族で楽しんでもらいたい」と総務課の勝田好弘さん。

 「はままつフルーツパーク時之栖」(北区)では、約300万球が輝く「2021-22はままつフルーツパーク ウィンターイルミネーション」を開催。今年は「上を向こう」をテーマに、地元企業や学校とコラボした作品25点の展示や全長120メートルの光のトンネルなどを用意。今回からリニューアルした噴水ショー「ファウンテンイルミネーションショー」は、音楽に合わせて水と光がまるで生きているかのように動き、幻想的な世界を演出する。副園長の芦沢拓麻さんは「今年は噴水ショーをリニューアルし、SNS映えする写真スポットも多数用意している。多くの人に来園してもらえれば」と話す。

 はままつ地ビールレストラン「マイン・シュロス」(中区)では、約2万球を設置。支配人自らがデザインした、富士山やビールをモチーフにしたイルミネーションが輝く。新型コロナ禍で浜松が活気を取り戻せるように願い、例年は2月で終了するが、昨年から通年で点灯し続けてきた。店内には、募金した人がリボンを飾り付けできる、2メートル70センチの大型クリスマスツリー「チャリティーリボンツリー」を設置。集まった募金は、今後福祉団体に寄付する予定だという。「常に明るい話題を伝えられる店を目指し、浜松が元気を取り戻す力になりたい」と支配人の宮津義之さんは話す。

 今後、クリスマスに向けたライトアップ企画も予定している。12月23日から西区舘山寺町で、音楽に合わせて大草山をライトアップする「大草山クリスマスライトアップ」(西区)を開催。舘山寺湖畔ベイガーデン横を会場として、今年11月に同地で開催したエンターテインメントショー「グランドスケープ浜名湖」の楽曲を使い演出する。専用アプリをダウンロードすると、ライトアップに合わせてスマートフォンから音楽が流れるため、会場以外の好きな場所でも楽しめる。

 はままつフラワーパークの点灯期間は12月26日まで。点灯時間は17時~20時30分。入園料は高校生以上=500円(300円の園内買い物券付)、中学生以下無料。はままつフルーツパーク時之栖の点灯期間は1月30日まで。点灯時間は17時ごろ~21時。17時以降に入園する場合は、噴水ショーのチケットが付き、高校生以上=1,200円、小中学生=600円、未就学児無料。マイン・シュロスの点灯時間は17時~22時30分。大草山クリスマスライトアップは12月26日まで。点灯時間は1回あたり約4分間で、18時から20時まで20分間隔で行う。入場無料。

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