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浜松・塩町に和食料理店 旅先で出合った全国の食材をそろえ

「値段に見合う満足感を感じて食事を楽しんでほしい」と話す西山店長

「値段に見合う満足感を感じて食事を楽しんでほしい」と話す西山店長

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 和食料理店「美食処しおまち」(浜松市中区塩町、TEL 053-523-9100)が7月29日、オープンした。

青森県から直接仕入れる「特大毛ガニ」

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 解体工事などを手がける建設会社「久野商店」(南区)が運営する同店。社長の久野光久さんが、全国各地の旅行先でおいしいと感じたものを、地元の人にも味わってもらいたいと考え、新しい事業として立ち上げた。北海道や青森、九州など、全国から仕入れた良質な食材を使った料理を提供する。

 店舗面積は約21坪。席数はテーブル12席、カウンター7席。藍染め生地ののれんを掲げ、店内は白を基調にした和風デザインで、明るく清潔感のある空間に仕上げた。4台分の駐車場も用意する。

 久野さんが旅先で出会った人脈をたどり、旬の食材を全国各地から直接仕入れる。「おいしいものを多くの人に食べてもらいたい」と、できる限りリーズナブルな価格で提供する。熊本県産「極上馬刺し」(2,000円)は、霜降りのサシが入り、とろけるような食感を楽しめるという。直径約6センチの肉厚なホタテを使う青森県産「特大ホタテ柱バター焼き」(400円)は、ふっくらと焼き上げ食べ応えがある一品。北海道産「ホッケ刺し身」(1,500円)は、脂が乗り、ホッケらしい風味も感じられるという。

 このほか、青森県産岩ガキの「特大カキフライ」(450円)や青森県産「特大毛ガニ」(1杯=8,500円)などをそろえる。「浜松ではあまり目にしない食材をそろえている。現地まで行かないと食べられない味を楽しんでほしい」と店長の西山恵子さん。

 ランチタイムは、マグロや北海道産水ダコの刺し身とホッケ塩焼き、茶わん蒸しなどをセットにする「日替わりランチ」(1,100円)や「豚生姜焼きランチ」(980円)などの定食を用意する。

 今後はSNSや口コミで徐々に地域に浸透し、集客に結びつくようにと期待する。西山さんは「値段に見合う満足感を感じて食事を楽しんでもらえる店にしていきたい。駐車場も用意しているので、気軽に立ち寄ってもらえたら」と話す。

 営業時間はランチ=11時30分~13時30分、ディナー=17時~22時。月曜定休。土曜・祝日はディナーのみ営業。

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