浜松・上西で「赤毛のアン」展-研究家も来場、トークお茶会も

展示の様子

展示の様子

  • 0

  •  

 浜松・上西の喫茶店「apollon(アポロン)」(浜松市東区上西、TEL 053-467-3577)で現在、「赤毛のアン展~あの名作を再び~」が開催されている。

[広告]

 主催者の奥田実紀さんは「赤毛のアン研究家」。奥田さんが赤毛のアンに出合ったのは小学生のころ。作品のストーリーや世界観などに強く引かれ、社会人になってから舞台となったプリンスエドワード島にワーキングホリデーを利用して1年間滞在。赤毛のアンに登場した場所を訪れ、写真を撮りながら執筆に取り組んだ。現在は赤毛のアンをテーマにした本の執筆や講座を開くなど、赤毛のアン研究家として活動している。

 奥田さんが今までに執筆してきた10冊の本やプリンスエドワード島で撮影した12枚の写真を展示する同展。東京や大阪などのギャラリーでも開催し、今回で7回目となる。浜松での開催は今年で2回目。「赤毛のアンに描かれている食生活はイギリスのもの。読者が憧れるお茶会はアフタヌーンティーの文化。オーナーの尾松さんはイギリスで料理修業をし、アフタヌーンティーはお店の定番メニューということもあり、同店での開催を快諾してくれた」と奥田さん。

 開催期間中の6月15日(12時~13時30分)と19日(11時~12時30分)には特別企画「アフタヌーンティーをいただきながら、奥田実紀さんと赤毛のアンや朝ドラ『赤毛のアン』について自由にお話ししよう!」も実施。参加者は奥田さんと一緒にアフタヌーンティーを楽しみながら、赤毛のアンについて語り合うことができる。

 「現在は、同作品をテーマにしたNHKの番組のおかげで赤毛のアンに憧れていた少女時代を懐かしく思いだされる方が多く、注目のされ方が今までと違ってきている」と奥田さん。「好きな方だけではなく、ドラマで興味を持った方にも見に来てほしい」とも。

 開催時間は11時~19時。入場無料。月曜・火曜定休。6月26日まで。特別企画は先着5人で、料金は2,000円。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース