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遠鉄の「クラフトビールプロジェクト」始動 旧飲食店ビル再生の一環

ポップ栽培を手がける遠州鉄道のスタッフ

ポップ栽培を手がける遠州鉄道のスタッフ

 遠州鉄道(浜松市中央区旭町)が6月2日、地元企業・団体と連携し、ビールの原料となるホップ栽培から共同でオリジナルクラフトビールを造る共創プロジェクトを本格的に始めた。

順調に生育しているホップ

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 同社が来年1月をめどに進めている市中心街の旧飲食店テナントビルのコンバージョン(用途転換)の一環。同ビルにはかつてビアホール「ハートランド」が入居し市民に親しまれていた。コンバージョンにより、1階はシェアラウンジを核とした地域交流拠点としたい考え、2~3階はオフィスにする。プロジェクトの狙いについて、同社地域共創推進室課長代理の渡邉竜太さんは「多くの人にこの施設に足を運んでもらい、自分たちで造ったビールを一緒に味わうことで地域を盛り上げたい」と話す。

 渡邉さんによると、当初はホップ栽培から醸造まで同社で一貫して行うことも検討していたという。まちづくりに取り組むHACK(佐鳴台6)が2年前から「ホップ・トゥ・ビア」プロジェクトを展開し、一足早くクラフトビール造りに取り組んでいたことから、同社も静岡銀行や須山建設など地元企業・団体10社とともに「チーム・ハートランド」として参画することにした。

 「チーム・ハートランド」で栽培しているホップは24株。大きめの不織布プランターを使い、土づくりから手がけているという。参加企業と共に4~7月にそれぞれの場所でホップを栽培。8~9月に収穫した後は地元醸造所「オクタゴンブリューイング」(田町)に醸造を委託し、来年1月にはコンバージョンした新ビルのオープンに合わせて試飲会を行いたいとしている。遠州鉄道独自のオリジナルラベルも検討しているという。

 同社地域共創推進室長の太田貴久さんは「最初はどうなるか心配もあったが、社員は想像以上にホップ栽培を楽しんでくれている。どういうビールができるかに期待したい」と話す。

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