新東名高速道路の御殿場~三ヶ日間が開通-開通日通行証明書も配布

下り線の浜松サービスエリア入り口で渋滞する新東名高速道路(奥が名古屋方面)

下り線の浜松サービスエリア入り口で渋滞する新東名高速道路(奥が名古屋方面)

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 新東名高速道路の御殿場ジャンクション~三ヶ日ジャンクション間161.9キロメートルが4月14日15時、開通した。

当日配布された「開通日通行証明書」

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 新東名高速道路の工事は1995年から始まり、東京と名古屋を結ぶ総延長約330キロメートルを計画している。今回はそのうちの約半分を占める距離が開通し、静岡県内をほぼ横断する形となった。今回の開通は国内で一度に開通する距離が最も長い高速道路の区間となる。

 同区間は東名高速道路を経由する距離と比較すると約10キロメートル短縮し、カーブや勾配も緩やかになっている。これにより渋滞の解消や移動時間の短縮などが期待されている。

 開通した当日を利用した客は「東名と比べ道路が広々としていて走りやすい」(50代男性)、「道路が全体的に山の中を縫って作られていて雰囲気が良い」(30代男性)などの声が聞かれた。

 開通と同時に10カ所のインターチェンジと6カ所のサービスエリア・パーキングエリアもオープン。そのうちの「NEOPASA浜松」(浜松サービスエリア・浜松市浜北区四大地)でも開通直後から混雑を見せた。

 館内では当日限定で「開通日通行証明書」が配布され、雨の中、多くの利用客が列を作っていた。配布予定は19時までだが、無くなり次第終了となる。

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