浜松・天竜の古民家に日本茶カフェ-全国から集めたお茶を提供

店舗外観

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 浜松・二俣に12月12日、「お茶の間 のおと」(浜松市天竜区二俣町南鹿島、TEL 053-443-8750)がオープンした。

古民家を改装した店内

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 同店は、市内で緑茶の小売業と卸業を営む静稜(せいりょう)が運営。「日本茶、そしてお茶文化を地域に広げるためのアンテナショップを作りたかった」と日本茶インストラクターで店主の宮崎洋子さん。

 店舗面積は約30坪。席数はカウンター席3席とテーブル席18席の全21席。築60年の古民家をベースに、洋風な椅子やテーブルを合わせることでノスタルジックな雰囲気でありながらおしゃれなカフェのような空間を演出。イベントなどを行えるギャラリースペースも用意する。

 コンセプトは「伝統と革新の両立」。静岡茶のほか、宮崎さんが栽培方法や味を自ら確認し、納得できたものだけを全国各地から仕入れて提供している。「できるだけ生産者の所に足を運ぶようにしている。自分の目と舌で判断し、安全でおいしいお茶を提供したい」と宮崎さん。

 ドリンクメニューは「森町のお茶<深蒸し>」(450円)、希少性の高い「足久保 富士山プレミアム茶」(500円)、「沖縄 やんばる茶」(400円)など24種類を用意。温度の異なる2つの茶釜を用意し、それぞれのお茶に合った温度で提供する。気に入ったお茶は店頭で購入できる。

 フードメニューは、ほうじ茶を生地に練り込んだ「のおとのマルゲリータピザ」(800円)、「クリームチーズのブラウニー」(500円)、煎茶を使い作った「濃茶のろうるけーき」(450円)など。多くのメニューは佐鳴台のパンと洋菓子店「らんぷ」と共同開発した。

 「地域の公民館のように、いろいろな人たちが集まる場所になれば」と宮崎さん。「朝市やお茶のセミナーなどさまざまなイベントで盛り上げていければ」とも。

 営業時間は10時30分~16時30分。日曜、第2・第4月曜定休。

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