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天丼大手チェーン店「てんや」浜松初出店

店舗外観

店舗外観

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 浜松・天王に4月1日、天丼専門店「てんや」(浜松市東区天王町、 TEL 053-422-6518)がオープンした。

来店客の約4割が注文する天丼

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 静岡県西部地区初出店となる同店。店主の松村直紀さんは、西部地区に同店が無いことに着目。広く店舗展開をするため、同エリア1店舗目の物件を慎重に探していた。理想的な物件が見つかったため、フランチャイズ店としてオープンにこぎ着けた。

 1989年に東京駅に1店舗目を立ち上げ、直営150店、国内フランチャイズ22店、海外フランチャイズ10店の計182店の店舗展開している同店。昨年はグループ全体で2200万食販売したという。

 店舗面積は約40坪。席数はカウンター6席、テーブル26席の計32席。木のぬくもりを生かした温かみのある店内は、女性客とファミリー客を意識したデザイン。同グループ店では、3割が女性客だという。

 同店は、一般的に高価だと思われている天丼をワンコインで提供したいというコンセプト。リーズナブルに提供できるのは、自社開発した「オートフライヤー」のおかげ。温度管理や揚げ時間などを自動で制御し、食材を1分20秒で揚げることができる。誰でも一定の味で揚げることのできる同機械は、1時間で天丼200人分、1台で職人3人分の能力があるという。「天丼が高価な理由は、職人の人件費。この機械のおかげでリーズナブルな提供が可能になった」と国内FC部部長の田中雅司さん。

 味にも自信を持つ同店。天然に最も近い養殖方法である「粗放養殖」でストレスなく育てられたエビや、コレステロール0の植物油など、素材にもこだわる。関東風の甘辛いタレも、創業以来少しずつ進化しているという。ほかにも、浅草の寛永二年創業の老舗「やげん掘」の七味唐辛子や、淡路島の藻塩をテーブルに置いている。

 メニューは、来店する約40%が注文するという、エビやイカ、カボチャなど5種類の天ぷらが乗った「天丼」(500円)や、エビや大イカ、ホタテなど人気天ぷら6種類が乗った「オールスター天丼」(730円)、天然の大ぶりエビとアナゴが乗った「大海老穴子天丼」(980円)など。

 松村さんは「西部地区に4~5店程、店舗展開したい。まずは、この店を地域の人たちに愛される店にしていければ」と意気込む。

 営業時間は11時~22時。

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