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浜松・舞阪町の活魚料理店リニューアル 3.5メートルのいけすを配置

店主の山本秀二さん

店主の山本秀二さん

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 浜松・舞阪町の活魚料理「太助」(浜松市西区舞阪町、TEL 053-592-1919)が3月16日、リニューアルオープンした。

すっぽん料理のコース

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 1994年10月に食事処「山本亭」(西区舞阪町)の姉妹店としてオープンし、うなぎやすっぽんを中心に浜名湖の食材を使った料理を提供してきた同店。法事や会食、接待の場所としても利用されていたが、「団体客や年配の人がさらに使いやすくなる環境にしたい」との思いからリニューアルを実施、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約100坪。1階はカウンター11席、テーブル24席、2階はテーブル54席、個室座敷16席の計105席。1階の中央には浜名湖の水を地下からくみ上げ循環させる約3.5メートル×約1.5メートルのいけすを用意。内装は大人の人たちがくつろげるように木材や畳を使い和風に統一。

 今回のリニューアルで、トイレが和式から洋式へと変更。1階の小上がりのテーブル席は、90度向きを変えて通路に対して平行にし、間仕切りのブラインドを上げると、団体客が一列で利用できるようにした。窓の障子はすだれ風のブラインドにし、どの席からでも浜名湖の眺めを望めるようにしたという。2階は足の負担を軽減させるよう、座敷席をテーブル席へと変更した。

 メニューは、「まぐろ」(1,188円)や「いか」(1,080円)、「車海老(くるまえび)」(1,188円~)の刺し身、「さざえつぼ焼き」(1,080円~)や「焼きあさり」(702円)、「天ぷら盛り合わせ」(1,188円)の一品料理、ほかに定食やコース料理、季節の料理など約100種類を用意。すっぽん料理のコースは、すっぽん1匹の「梅」(1万2,960円)、「竹」(1万8,360円)、「松」(2万7,000円)の3種類に、新たにすっぽん2匹を使った「極み」(2万5,920円)を加えたほか、「まるたか農園」(北区都田町)のハートや笑顔のマークが皮に描かれた「ハピフルとまと」(540円)の提供も始めた。ドリンクは静岡の「直虎の夢」(1,836円)や山口の「雁木」(1,188円)などの日本酒やシャンパン、ワインを追加するなどしてアルコール類を充実させ、約30種類をそろえる。

 店主の山本秀二さんは「若い人から年配の人まで楽しめる店にしていけたら。イベントや企画なども行い、すっぽん料理をもっと身近なものにしていきたい」と話す。

 営業時間は11時30分~14時30分、16時30分~22時(土曜・日曜は11時30分~22時)。水曜定休。

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