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浜松・引佐町の金指駅横にイタリアレストラン 石窯で焼く本格ピザ提供

とんきいのベーコンを使った「とんきいの極上ベーコンとモッツァレラのカルボナーラ」

とんきいのベーコンを使った「とんきいの極上ベーコンとモッツァレラのカルボナーラ」

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 イタリアレストラン「piazza(ピアッツァ)」(TEL 053-542-2200)が3月13日、浜松市引佐町にオープンした。

自然で落ち着いた雰囲気の店内

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 イタリアレストランで約15年修業を積んだ店主の和田穂高さん。年に一度、イタリアのパルマで開催される「世界ピザ職人選手権大会」に8回挑戦し、イタリアのナポリの料理店などを食べ歩きながらピザ焼きをさせてもらうなど、イタリアの文化や職人技を学んできた。独立を考えていた和田さんは市内で店を出そうと物件を探していたところ、自宅近くに理想の物件を見つけた。天竜浜名湖鉄道の駅舎すぐ横にある同所で、石窯(いしがま)を設置した本格ピザを提供するイタリアレストランとしてオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約20坪。カウンター3席、テーブル23席の計26席。イタリアの陽気なイメージにするのではなく、ビンテージ感のある自然で落ち着いた雰囲気の店内。同店は駅舎に隣接し、駅の待合室やホームが見える窓も設ける。ビザを焼く石窯は、イタリアの耐熱性に優れた石を使った特注のものを設置。石窯で焼くことでまきの香りが付き、チーズとトマトと生地のフチの焦げの美しいコントラストが生まれるという。

 メニューは、モッツァレラチーズを使った「マルゲリータ モッツァレラ」(1,600円)やブッファラチーズを使った「マルゲリータ ブッファラ」(2,000円)などのピザメニューを中心に約20種類。中でも、浜名湖育ちの豚で作ったベーコンを入れたピザ「とんきいの極上ベーコンとモッツァレラのカルボナーラ」(1,900円)は一押しメニューとして提供。クリーミーで自然な甘みのあるモッツァレラチーズを使うことで、ベーコンの味を引き立てているという。ピザ生地に使う小麦粉やチーズはイタリアのものを輸入。イタリアの小麦を使うと余分な調味料を加えなくても自然の甘みが出るという。ほかにも浜名湖のアサリ使ったオイル系パスタ「浜名湖あさりとムール貝のペペロンチーノ」(1,600円)や、浜名湖の魚介をたっぷり使ったトマトソースのペスカトーレ」(1,850円)などのパスタメニューも用意。ピザやパスタを注文すると、サラダ一皿とフリードリンク、おかわりのできるスープが付く。ピザは全メニューテークアウトに対応する。

 「店名の『ピアッツァ』はイタリア語で『広場』を意味する。地元の人たちが気軽に足を運べる場所にしていきたい」と和田さん。「高校が近く、駅を利用する高校生も多く通る。ハーフピザなど、高校生でも気軽に購入できるようなメニューも考案していけたら」とも。

 営業時間は11時~15時、17時30分~21時30分。火曜定休。

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