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浜松・参野町にスパイスカレー専門店 「体に良いカレー店」コンセプトに

ディナーメニューの「りんりんカレー」

ディナーメニューの「りんりんカレー」

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 スパイスカレー専門店「スパイス食堂 りんりんカレー」(浜松市南区参野町、TEL 053-401-8024)が10月14日、オープンした。

ランチで提供する6種類のカレー

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 同店は、注文住宅や商業施設などを手がける建設会社「スズイチ」(西区)が経営する。消費者の健康志向の高まりを背景に、「体に良いカレー店」をコンセプトにオープンした。無農薬野菜を含む自社栽培の野菜を多く使う、グルテンフリーのカレーを提供する。

 店舗面積は約70坪で、席数はテーブル席70席。店内はタイル張りの白壁を基調に、木材を多く使った落ち着いた雰囲気。梁(はり)をそのまま見せる高い天井で開放感のある空間にした。

 カレーは全て小麦粉のルーを使わないグルテンフリー。スパイスにこだわり、メニューごとに配合を変えて提供する。ランチは、ビュッフェスタイル(中学生以上=1,639円、小学生=979円、小学生未満=429円、3歳未満無料)で営業する。カレーは6種類を用意。トマトペーストをベースにする「バターチキンカレー」は、辛さ控えめでまろやかな風味を楽しめる。ひき肉の代わりに大豆を使う「大豆ミートのキーマカレー」は、旬の野菜をふんだんに入れて仕上げる。焼きたてで提供する自家製のナンは、小さめのサイズで食べやすく、モチモチの食感を楽しめる。ライスは磐田産を使い、白米と黒米、玄米を使ったターメリックライスの3種類を用意。このほか、サラダバーとドリンクバー、ヨーグルトアイスをセットにする。

 ディナーはアラカルトメニューを用意。「りんりんカレー」(1,290円)は、3種類のカレーを一度に楽しめるメニュー。季節により変更するが現在は、ココナツベースの「ケララ風チキンカレー」、スパイス控えめのサラッとした口当たりの「野菜と豆ダルカレー」、粗びきの豚肉を使った辛口カレー「山椒(さんしょう)香る豚ひき肉のキーマカレー」をセットにする。ライスは、白米と黒米の2種類から選べる。このほか、「エビのだしのうまみを凝縮した」という「エビのだし香るカレー」(1,490円)や牛タンを柔らかく煮込んだ「ゴロゴロ牛タンカレー」(1,490円)など10種類のカレーを用意する。

 クミンやコリアンダーなどのスパイスをふんだんに使う一品料理も用意。骨付きラム肉をスパイスに漬け込んで焼き上げた「ラムチョップ」(640円)、辛口に仕上げた「インドオムレツ」(490円)、半熟卵をスパイスと酢に漬けた「スパイス卵」(100円)などをそろえる。

 オープン後は、SNSや口コミの影響で連日満席の日が続いているという。森雅俊店長は「健康に配慮したメニューを多くそろえている。こだわりのカレーを手間暇かけて作っているので、一度足を運んでもらえたら」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~21時。

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