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浜名湖畔に宿泊施設 グランピングやサウナ楽しめる空間提供

「県外の人に浜松の魅力を伝え、地域活性化につなげたい」と話す「ヤガワ」社長の谷川正人さん

「県外の人に浜松の魅力を伝え、地域活性化につなげたい」と話す「ヤガワ」社長の谷川正人さん

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 宿泊施設「villa vacances hamanako(ヴィラバカンスはまなこ)」(浜松市西区協和町、TEL 053-415-8831)が4月25日、オープンした。

浜名湖畔で「心と体を整える」宿泊施設「villa vacances hamanako」

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 1974(昭和49)年に創業し、住宅建築や電気工事事業を手がける「ヤガワ」(東区)が運営する同施設。

 「ラグジュアリー」を日常に取り入れた住宅の設計・施工経験を生かし、人が集まり交流できる場所を作りたいと同施設のオープンを決めた。社長の谷川正人さんは「個人が落ち着く場所でありつつ、コミュニケーションが生まれる場所を目指した。人との関わりが思い出になるような滞在を楽しんでほしい」と話す。

 「ラグジュアリーな空間で心と体を整える」をコンセプトに、別荘のような宿泊棟「プライベートヴィラ」とドーム型テント「グランピングヴィラ」を用意する。プライベートサウナが付く「プライベートヴィラ」は、2階建てのシンプルな内装の「standard(スタンダード)」、平屋の建物をバリアフリーに仕上げた「flat(フラット)」、インナーガレージとスイートルーム付きの「skygarage(スカイガレージ)」の3棟。テント内にシングルベッドを3台付けた「グランピングヴィラ」は、テント外にシャワー、トイレを完備する。どちらの宿泊者もたる型のサウナルーム「バレルサウナ」、水風呂や露天風呂が味わえる「ジャグジー」を利用できる。夕食は地元食材を中心に用意し、宿泊者はBBQグリルを使い調理する。「わくわくを感じる非日常な空間で、日々の疲れを癒やしてもらいたい」と谷川さん。

 個人の時間を過ごすだけではなく人と触れ合う場所として、たき火を囲んで会話ができる場所「ファイヤーピット」、湖や空を見渡せる「スカイデッキ」を用意する。まき割りやマシュマロ焼きなども体験できる。

 オープン後は、ゴールデンウイーク期間中には満室が続き順調な滑り出しという。谷川さんは「県外の人に浜松の魅力を伝え、地域活性化につなげたい。今後は地元のイベントも開催し、地域交流の場も作りたい」と意気込む。

 宿泊費は、プライベートヴィラ4人宿泊の場合=1泊1人当たり4万4,000円~、グランピングヴィラ2人宿泊の場合=1泊1人当たり3万3,000円~。予約は同施設ウェブサイトで受け付ける。

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