浜松で初の「ビーチテニス」大会-初心者が全日本1位に挑戦

日本ビーチテニスランキング1位の中村有紀子さん(左)と高橋友美さん(右)

日本ビーチテニスランキング1位の中村有紀子さん(左)と高橋友美さん(右)

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 浜松・舞阪の舞阪海岸で9月11日、浜松市制100周年記念の一つとしてビーチテニスのイベント「やってみようビーチテニス」が開かれる。主催は日本ビーチテニス連盟静岡県支部(TEL 053-578-2121)。

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 ビーチテニスはイタリア発祥のスポーツで、日本には2007年に神奈川県の湘南海岸で初めて行われた新しいスポーツ。ルールは1チーム2人制で、専用に作られた50センチ程度のラケットを使いノーバウンドでボールを打ち合い、下にボールを落とすと点数が入るゲーム。コートはビーチバレーと同じ8×16メートルで170センチの高さのネットを使う。

 2009年と2010年の日本ビーチテニスランキング1位の高橋友美さんは「まだ新しいスポーツで知っている人が少ない。スポーツが苦手な人でもちょっと練習すればすごく楽しめるスポーツ」と話す。

 当日は10面のコートを用意し、「ビーチテニス大会」と「ビーチテニス無料体験会」を開催。ビーチテニス大会は事前に申し込んだ参加者がトーナメント形式で優勝を争い、ベスト4のチームには賞品が贈られる。浜松の海岸でビーチテニスの大会が開催されるのは今回が初めて。

 大会の参加人数は全部で65チームの130人。全国から応募が寄せられ、地元浜松からの応募が最も多く、次に関東地方からの応募が3分の1を占めるという。参加者の半数は初心者。高橋さんは「敷居が低いから入りやすい。これからは注目度が高まるスポーツ」と話す。

 無料体験会は初めての人向けの「ビーチテニススクール」や賞品を懸けた「的当てゲーム」、全国1位の高橋さんと中村有紀子さんのチームに勝てたら賞品がもらえるゲームなども行われる。当日参加もある。体験会は14時30分で終了するが、それ以降はコートや道具を無料で貸し出す。

 「浜松に新しいきっかけを作ろうと思っている。地域活性化にもなるので、浜松にビーチテニスを広めたい。みんなが楽しめるスポーツなので初めての人にハッスルしに来てもらえれば」と高橋さん。

 開催時間は9時~17時ごろ。雨天決行。

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