浜松・神田にコミュニティーカフェ-NPO・外国人など「つながる」場目指す

カフェ「チャンプル」の店内

カフェ「チャンプル」の店内

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 浜松・神田に9月13日、コミュニティーカフェ「Campur(チャンプル)」(浜松市中区神田町、TEL 053-443-2010)がオープンした。

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 店を運営するのはインドネシア出身・ディマス・プラディさんと沖縄県出身・宮城かなえさんの夫婦。店名の「campur」はインドネシア語で「混ぜる」という意味で、沖縄の言葉でも「チャンプルー」は同じ意味をもつ言葉だという。宮城さんは「以前NPOで働いていたこともあり、NPOの方と一般の方、外国籍の方など、いろいろな人、物がつながる、混ざり合える場所にしたいと思い店を開いた」と話す。

 店舗面積は約30坪で、席数は18席。もともと事務所として使われていた物件を2人で改装した。「5カ月ほどかけて少しずつ必要なものを作ってきた。席の一部はブラインドで間仕切りしてミーティングルームとしても提供する」と宮城さん。

 コーヒー(300円~)、紅茶(280円~)はフェアトレードのものを使い、スイーツ類は全て手作りのもの。「チーズケーキ」(250円)、「アップルパイ」(200円)、「黒ゴマプリン」(180円)などを用意する。テークアウトにも対応する。宮城さんは「素材などはできるだけ地元や国内のものを使うよう心掛けている。地域の人たちとの食材の共同購入なども進めていきたい」と話す。

 今後はカフェとしてだけでなく、社会福祉相談事業などにも取り組んでいくという。「いろいろな方に使ってもらいたい。若い人や勉強したい人、さまざまな市民団体とのつながりを築いていければ」と宮城さん。

 プラディさんは「NPOなどの活動をしている方、興味のある方にはぜひ利用してほしい。やりたいことがあっても、どうしたらいいのかわからなかったり、活動内容がわからなかったりするものを知る場にもなれれば。外国籍をもっている方の行政委託なども行っていきたい」と話す。「もちろんカフェとしても利用していただきたいし、新たな出会いのためにも来てもらえたら。地域の情報交換などを行い、魅力的な地域を作っていけたら」とも。

 営業時間は14時~21時。木曜定休。水曜はプラディさんによるインドネシア語教室も開く。

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