浜松でジャズの祭典 街中にジャズが響き渡る1週間に

昨年のステージ風景

昨年のステージ風景

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 浜松市内で10月17日からジャズイベント「ハママツ・ジャズ・ウィーク」が開催される。

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 今年で24回目の開催となる同イベント。昨年は1万3000人以上を動員した。プロのミュージシャンから学生までさまざまな人々が参加し、街中や「アクトシティ」などで1週間にわたり演奏が行われる。

 イベントでは6つの企画を用意。17日にはアクトシティ中ホールで浜松の中・高校生バンドや、県外の学生バンドらを招いた「スチューデントジャズフェスティバル」を開催。25日には浜松で活動するバンドや、「徳川家康公顕彰四百年」を記念してゆかりのある静岡市や岡崎市からもバンドを迎え、浜松駅前の「ソラモ」や「ザザシティ中央広場」など街中5カ所で「ストリートジャズフェスティバル」を行う。イベント期間中は毎日市内のさまざまなジャズクラブで演奏が行われる「街のジャズクラブ」も開催する。

 ジャズとほかのジャンルを組み合わせた企画も実施。18日にはピアニスト・佐藤允彦(まさひこ)さん、落語家・古今亭志ん彌(しんや)さんらによる「じゃず高座」を開催。落語とジャズの掛け合いによる珍しいステージを披露するという。24日には絵本の読み聞かせやマジックなどを織り交ぜた、子どもも楽しめる「親子で楽しむジャズコンサート」を開催する。

 25日にはアクトシティ大ホールで「ヤマハジャズフェスティバル」を開催。3ステージに分かれ、パート1はアルトサクソホン奏者のスティーヴ・ウィルソンさん率いるバンドが演奏。パート2はピアニストの塩谷哲さんとギタリストの小沼ようすけさんがゲストボーカルに八神純子さんを招いたステージを披露。パート3ではピアニストの守屋純子さん率いるオーケストラが「家康公顕彰四百年」を記念して制作した「徳川家康公ジャズ組曲」などを演奏する。

 「浜松の街中がジャズであふれる1週間」と同イベント事務局の徳増暁(あきら)さん。「さまざまな音楽を聴きにぜひ足を運んでいただきたい」と呼び掛ける。

 スケジュールなどの詳細はウェブサイトで確認できる。今月25日まで。

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