浜松で「浜名湖花フェスタ」 昨年の122万人を超える集客目指す

ネモフィラの開花が始まった浜松ガーデンパーク

ネモフィラの開花が始まった浜松ガーデンパーク

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 浜松・舘山寺の「はままつフラワーパーク」(浜松市西区舘山寺)と浜松・村櫛の「浜名湖ガーデンパーク」(浜松市西区村櫛)を中心とした浜名湖周辺エリアで現在、「浜名湖花フェスタ2016」が開催されている。

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 浜名湖周辺の地域を盛り上げたいと昨年初めて開催され、今年で2回目。昨年は浜名湖周辺のホテルや料理店、テーマパークなど37施設が参加し、2会場合わせて122万5000人を動員。今年は43施設に拡大し、昨年以上の集客を目指す。

 昨年最も動員数が多かったのは浜名湖ガーデンパークの65万人。特に、ゴールデンウイーク後のバラの時期が人気だった。2番目がフラワーパークで、30万人を動員した。

 期間中、見どころが変わっていく同イベント。3月下旬から4月中旬にかけては桜とチューリップが見どころで、フラワーパークでは「世界一美しい桜とチューリップの庭園」と題し、約100品種、50万球のチューリップと1300本の桜が園内を彩る。

 3月26日~4月10日は夜間(18時~21時)に桜並木をライトアップする。今年は、「昨年よりも美しく」をテーマにイベントに取り組んでおり、水鳥の池やテラス池に浮かすチューリップの「浮き花壇」を今年は池の周りにもチューリップを配置することでより美しく見せているという。

 ほかにも、4月中旬から下旬にかけ、ガーデンパークで30万株のネモフィラが、5月下旬には井伊直虎が眠る寺として知られている「龍潭寺(りょうたんじ)」でサツキが、それぞれ見頃を迎える。

 現在、事務局では昨年より高いサービスを提供するように取り組んでいる。昨年問い合わせが多かった「見頃の花」についてはカレンダー形式の表を作りホームページで配信。フェイスブックでもリアルタイムで見どころについて情報を配信している。

 「昨年は桜の開花時期に雨が降ったが今年は大丈夫そうなので1割以上の動員増加を見込んでいる」と浜名湖かんざんじ温泉観光協会事務局長の斉藤隆夫さん。「多くの人が浜名湖エリアに足を運んでもらえたら」とも。

 開催期間は6月12日まで。

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