浜名湖のウナギ店がリニューアル-蔵をイメージした店舗に

店舗は蔵をイメージ。通路を広くしたり、スロープを設置したりするなど車いす利用客にも配慮した。

店舗は蔵をイメージ。通路を広くしたり、スロープを設置したりするなど車いす利用客にも配慮した。

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 浜松・三ケ日のウナギ料理店「うなぎ千草」(浜松市北区三ヶ日町、TEL 053-524-0809)が4月28日、リニューアルオープンした。

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 今年で創業30年を迎える同店。店主の中野源太郎さんはこの節目に店舗リフォームを考えていたところ、知人に設計士を紹介されたことがきっかけでリニューアルを決意した。

 店舗面積は33坪。席数はカウンター8席とテーブル・座敷を合わせて58席。中野さんは「藏のような」店舗を要望し、通路は土間にして座敷を仕切る引き戸は蔵の内戸を連想させる形にして個室として使えるようにした。カウンターからは浜名湖が一望できる。入口の大きな蔵扉は、実際に蔵に使われていた骨董(こっとう)品の扉で、中野さんが一目ぼれしてわざわざ新潟から取り寄せたという。入口には車いすが通れるスロープも設け、バリアフリーに対応した。

 メニューは「うな重」(特上=2,200円)、「うな錦糸重」(2,200円)、「うなぎ茶漬け」(2,000円)、「うなぎ蒲焼き」(1,400円)など。ウナギのタレを使った三ケ日牛の「ステーキ重」(2,000円)も、新メニューとして用意する。

 ウナギは主に浜名湖、愛知、熊本など九州地方、中国産を使用。時期に合わせて仕入れる。米も同様に時期に合わせた福島、新潟、富山のコシヒカリを使う。

 中野さんは「リニューアルしてから若い女性客なども多くなり客層も広がってきた。いろいろな人に、より良いものを、より安く提供したい。ゆったり、のんびりとした店にしていきたい」と話す。

 営業時間は11時~14時、16時30分~19時。 火曜定休。

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