浜松の障害者施設で18回目の夏祭り-小学生4人が絵画展で受賞

開会式であいさつする鈴木康友浜松市長

開会式であいさつする鈴木康友浜松市長

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 浜松・浜北の障害者施設「発達医療総合福祉センター」(浜松市浜北区高薗、TEL 053-586-8800)で7月3日、「はままつ友愛のさとまつり」が開催された。

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 同施設は小児期から成人までの障害児・障害者の予防・リハビリテーション・就労支援を行っている。

 同祭りは施設の利用者と、周辺住民の交流を目的に同センター開設時に企画され、今年18回目。開会式では同市の鈴木康友市長が「今秋には、浜松市で国際ユニバーサルデザイン会議が開催される。国内外から約1万人が浜松に来る予定」と浜松のユニバーサルデザインをアピールして始まった。

 当日は施設の利用者とその家族らを中心に約2,000人が参加。地元野菜の販売、和太鼓や太極拳のパフォーマンス、ユニバーサルデザイン会社の商品展示、近隣の小中学校の生徒が参加した絵画展など約30のイベントが行われにぎわった。その中の一つとして「子どもたちの絵画展」の授賞式も行われ4人の小学生が「UDベンチャーズ賞」を受賞した。

 同団体理事の佐藤憲幸さんは「将来の子どもたちが、浜松はウナギだけでなく『ユニバーサルデザインの街だ』と誇れるようになってほしい」期待を寄せる。同センター所長の新村京子さんは「祭りを楽しんでいる子どもたちの笑顔をみている気持ちが和む。この祭りを機会にこの施設のことをもっと知ってほしい。毎年恒例の行事としてこれからもずっと開催していきたい」と意欲を語る。

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