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浜松・鴨江にコーヒー専門店 県内初の自動コーヒー焙煎機を導入

中いりで口当たり優しく後味に甘みが広がる「メキシコ」

中いりで口当たり優しく後味に甘みが広がる「メキシコ」

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 浜松・鴨江に3月3日、「焙煎(ばいせん)&coffee Libra(リブラ)」(浜松市中区鴨江、TEL 053-456-5505)がオープンした。

紅茶のような香りで口当たりの柔らかい「エチオピア」

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 店主の岡本美千重さんは名古屋市出身。喫茶文化の根付いた地域で育ち、小さな頃からコーヒーが好きだったという。浜松に移り医療従事者として勤務しながら、コーヒーについての知識や技術を身に付けた。2015年の秋ごろ、知人から「空いた土地があり、もったいないのでコーヒーショップを開いてみては」との提案を受けた。コーヒーについてさらに究めようとしていた時期でもあり、店舗経営を決意しオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約18坪。1階はカウンター5席とテーブル4席とテラス3席、2階はカウンター5席とテーブル8席の計25席。内装は木目と白色を基調とし、木製のテーブルと椅子を並べ、壁はしっくい。岡本さんが「てんびん座」であり、店名はラテン語で「てんびん」や「てんびん座」を意味する「リブラ」と名付けた。店舗マークも「てんびん座」のデザインをモチーフに考案したという。

 静岡県内初となる「ダイイチデンシ」の自動コーヒー焙煎機「NOVO MARK II」を設置し、中深いりでナッツの香りとアフターフレバーの甘さが特徴の「ブラジル」(410円)や、中いりで口当たり優しく後味に甘みが広がる「メキシコ」(432円)、中深いりでストロベリー、ブルーベリー、紅茶のような香りで口当たりの柔らかい「エチオピア」(486円)など常時10種類以上を用意する。カップやソーサーにもこだわりを持ち、「Wedgwood」や「Royal Copenhagen」などをそろえる。

 岡本さんは「地域密着で、愛されるお店にしていきたい。今後は、お客さまの好みに合わせた豆、焙煎度、器でコーヒーを提供していけたら」と話す。

 営業時間は9時~18時。日曜・月曜定休。

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