7月27日にしずてつスタジアム草薙で行われた夏の高校野球静岡大会決勝は聖隷クリストファー(浜松市中央区三方原町)が常葉大菊川を4-2で破り、2年連続2回目の甲子園出場を決めた。
聖隷クリストファーは初回に満塁本塁打で4点を先制。エースの左腕高部陸が伸びのある速球で常葉大菊川を押さえ込んだ。意地を見せたい常葉大菊川は土壇場の9回に2点を返したが、逆点はならなかった。
同校からは約400人が応援で草薙に駆け付けた。留守を守る副校長の池本裕之さんは「不安と期待が入り混じる中、部員はよく頑張ってくれた。皆さまの応援のおかげ」と声を弾ませた。田中公隆監督は就任1年目。池本さんは「相当なプレッシャーと緊張があったと思うが、見事に結果を出してくれた」と監督の労をねぎらい、「甲子園ではぜひ2回戦進出を目指してほしい。まずは1戦1戦大事にしていってほしい」と期待を込めた。
同校体育館では同日午後4時すぎから凱旋した野球部員を迎えての優勝報告会が行われた。1~3年生約500人と保護者ら100人以上が参加。吹奏楽部による校歌演奏に合わせて野球部員が優勝旗を先頭に入場した。
校歌斉唱、応援団によるエールに続いて生徒代表が「大きな勇気と感動を与えてもらった。甲子園でも思いきり戦ってきてください」とあいさつ。今年3月まで野球部監督を務めた上村敏正校長が「2年連続優勝おめでとう。周囲が自分たちを支えてくれていることを忘れず、一回りも二回りも大きくなった姿をみんなに見せてほしい」と部員を励ました。
主将の大島歩真さんは「応援ありがとうございます。皆さんの力でここまで来ることができた。甲子園でも頑張りたい」と決意を披露。田中監督は「皆さんの応援を力に変え、甲子園という新たなステージで戦いたい」と話した。