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浜松でピンクのスイーツ感覚ドレッシング 静岡県産の「べにほっぺ」を使い

新商品をアピールする代表の赤堀崇さん

新商品をアピールする代表の赤堀崇さん

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 浜松・上西町の調味料メーカー「ガリバーフーズ(浜松市東区上西町、TEL 053-463-8150)」が8月21日、ドレッシング「紅ほっぺいちご×ブルーベリー」の販売を開始した。

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 創業当初からの「和風スパイス」や「プラスワンごま風味」などのドレッシングを主力に、17種類のドレッシングや調味料を製造・販売する同社。2012年から「サラダをスイーツ感覚で」をテーマに「三ヶ日みかん」や「レモン&ハニー」、「紅ほっぺいちご」などのフルーツドレッシングを開発。天然着色のかわいらしい色合いだとテレビで取り上げられ、話題になったこともあるという。しかし、近年のイチゴ農家減少や新品種への栽培変更などから、原材料に使用していた「紅ほっぺいちご糖煮」が生産されなくなり、「紅ほっぺいちご」のドレッシングは今年5月で終売となってしまった。静岡の観光土産として買う客もいて、人気の商品であったことから「紅ほっぺいちご」に負けない商品を開発しようと決意。糖煮ではなく、製菓素材として使われる「紅ほっぺいちごピューレ」で新商品を開発した。

 子どもの野菜嫌いを克服したいという気持ちも込めて開発する同商品。女性や子どもに人気の「静岡産紅ほっぺいちご」と「愛媛県産ブルーベリー」のベリー系2種類を組み合わせて製造。安心して食べられるよう国内産にこだわった。かわいらしいピンクの色合いを出すために、合成着色料を使わず天然着色料の紫芋パウダーでピンク色を表現。ドレッシングのため油や酢を使って製造するが、オイリーではなく、味はベリー系の甘さのあるスイーツ感覚だという。「素材感を出すためにブルーベリーの果肉を残し、つぶつぶ感の残る工夫をしている。メインディッシュとサラダを同時に食べるのではなく、同商品を使ってサラダをデザート感覚で食後に食べてみてはどうか」と代表の赤堀崇さん。ヨーグルトにかけてもおいしく、子どもからは好評という。

 「国民一人当たりの野菜全般の消費量は減少傾向にあり、ほとんどの人は厚生労働省の掲げる一日の目標野菜摂取量を満たしていない。同商品をきっかけに野菜嫌いを克服し、野菜を食べることが習慣化していけば健康的な生活につながっていくのでは」と赤堀さん。「かわいらしいピンク色のドレッシングなので、野菜をスイーツ感覚で食べてもらえたら」とも。

 価格は1本(300ミリリットル)=468円。100ミリリットル6セット=2,080円。6本セットはほかの商品との組み合わせ可能。電話またはオンラインショップで販売する。

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