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浜松・和田町に日本料理居酒屋 自家製調味料などこだわりも

本わさびと自家製の生の七味を添えた新鮮な刺身盛り

本わさびと自家製の生の七味を添えた新鮮な刺身盛り

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 日本料理居酒屋「旬彩吉田新次郎」(浜松市東区和田町、TEL 053-545-7533)が2月22日、浜松にオープンした。

自家製ベーコンを使ったポテトサラダ

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 調理師専門学校を卒業後、約15年間、蒲郡市や豊橋市、浜松市などの飲食店で勤めてきたオーナーの吉田新次郎さん。働き出した当初からいつかは独立したいと考えていたという。昨年9月ごろから本格的に物件を探し、内覧会にも参加。なかなかいいところが見つからなかったが、物件を見たときに「ここだ」と思ったといい、改装、開店準備を整え、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約12坪。席数はカウンターのみの10席。オフホワイトの壁や白っぽい木を使ったカウンターで、落ち着いた雰囲気に仕上げた。客がゆったりすごせるよう、カウンターの幅を広めにし、カウンター後ろの通路も余裕をもって通れる広さにした。ほかにも、くつろいで飲んでもらえるようBGMは流していない。

 しょうゆやポン酢、タルタルソース、みそ汁用のみそなど、調味料をできるだけ手作りしている同店。以前勤めていた居酒屋「げん屋」(豊橋市)の味を再現した自家製の生七味も用意。刺し身盛り合わせには、生の本わさびと一緒に添えている。豚肉を調味料で漬け、薫製して作ったベーコンを使った「自家製ベーコンのポテトサラダ」(550円)や、手作りのクリームソースを使った「クリームコロッケ」(450円)、自らタラをみそに漬け込んだ「銀ダラの西京焼き」(650円)などをそろえる。ほかにも、今の時期は、藤枝産の旬のタケノコを使った「筍の天ぷら」(700円)や、大きくて脂が乗っている「いわしのフライ」(650円、以上税別)もお薦めだという。

 ぜいたくな気分を味わいながら飲食してもらいたいと、陶芸家に作ってもらった皿やぐい飲みなどを多く使用。「かゆいところに手が届くことを目指している。客が欲しいものを先回りして提供できるようにしたい」と吉田さん。「ゆっくり楽しく食事をしてほしい。おいしい料理を作って待っている」とも。

 営業時間は11時30分~14時、17時30分~22時30分。火曜・水曜定休。

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