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浜松でザ・ローリング・ストーンズ写真展 公式写真家による来日公演作品30点

「全てのロックファンに足を運んでほしい」と話す鈴木さん

「全てのロックファンに足を運んでほしい」と話す鈴木さん

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 「クリエート浜松」(中区早馬町)で3月25日~27日、「ザ・ローリング・ストーンズ オフィシャルフォトグラファー有賀幹夫写真展」が開催される。

有賀さんの撮影した「ザ・ローリング・ストーンズ」

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 「The Rolling Stones(ザ・ローリング・ストーンズ)」は、1962(昭和37)年に結成以降、半世紀以上にわたり世界の第一線で活躍し続けるイギリスのロックバンド。写真家の有賀幹夫さんは、1990 (平成2)年の同バンド初来日の際に、オフィシャルフォトグラファーに採用され、以降 全ての来日公演の撮影を担当している。2016(平成28)年にロンドンから世界ツアーがスタートし、日本では2019(平成31)年に開催された同バンドの企画展 「The Rolling Stones / EXHIBITIONISM(エキシビジョニズム)」では、日本人として唯一、作品を提供した。

 アナログレコードとCDを販売する「音楽萬屋Kent」の社長で、同展を主催する鈴木万砂人さんは同バンドの熱狂的ファンとしても知られる。2007(平成19)年に東京で開催したレコード販売イベントに出店した鈴木さんは、来場者の有賀さんから偶然声を掛けられたことをきっかけに親交を深めるようになったという。昨年と今年に都内のレコード店で、有賀さんによる同バンドの写真展が行われたのをきっかけに、浜松でも開催したいと打診。快諾を得て、同展開催が実現した。

 有賀さんの撮影した同バンドの写真展は、関東以外では初開催となる。90年代から2014年にかけて来日した際の、エキサイティングなライブの様子を切り取った写真が並ぶ。「EXHIBITIONISM」で展示した、縦104センチ、横74センチの大型パネルは、約20点用意。額縁に入れて飾る、来日したバンドメンバーの様子を撮影した写真も約10点用意する。「ストーンズが厚い信頼を寄せる有賀さんだから撮影できるストーンズの世界に触れてほしい」と鈴木さん。

 新型コロナウイルスの感染対策として、来場者にマスク着用を求める。入場時に手指消毒と検温を行い、体温が37.5度以上の場合は入場できない。スタッフは、マスク着用と手指消毒を徹底。受け付けカウンターには、パーティションを設置。館内は定期的に消毒する。

 有賀さんは「ストーンズの魅力は、日本人感覚を忘れ、世界人感覚になれること。ストーンズと同じく、私の写真も、50年たっても100年たっても価値は下がらないという自負を持って続けていきたい」と話す。

 鈴木さんは「きちんとした感染対策をしているので、この機会に全てのロックファンに足を運んでもらえたら」と話す。

 開催時間は、25日=14時~20時、26日=11時~19時、27日=10時~16時。入場無料。

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