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浜松・鴨江の食パン専門店で「冷やし食パン」 夏に楽しむスイーツ感覚の食パン

「夏期限定の味を楽しんでほしい」と話す店主の竹内さん(中)と妻の由庫さん(左)、スタッフの鈴木さん(右)

「夏期限定の味を楽しんでほしい」と話す店主の竹内さん(中)と妻の由庫さん(左)、スタッフの鈴木さん(右)

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 食パン専門店「ル・ミトロン浜松鴨江店」(浜松市中区鴨江町、TEL 080-2555-3845)が現在、冷やして食べる食パン「チョコバナナ食パン」を販売している。

冷やして楽しむ食パン「チョコバナナ食パン」

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 同店は「ふつうよりも、ちょっといいもの」をコンセプトにした食パン専門店として、2013(平成25)年に横浜市で創業。現在全国に19店舗展開している。「浜松鴨江店」は、店主の竹内正弘さんが、家族で事業を始めたいと考え、昨年10月にFC店としてオープンした。

 高級品ではなく日常に寄り添う食パンの提供を目指して運営。素材にこだわり、カナダ産小麦粉や奄美諸島の素だき糖などを使う。食パンに特化した焼き窯(かま)「富士山溶岩窯」で焼き上げることで、モッチリとした食感に仕上がる。独自に配合した材料を使うため、通常の食パンに比べ、ずっしりとした重みを感じるという。

 暑い時期に向けた新商品を発売したいと考えた同店。スイーツ感覚で楽しめる、冷やして食べられる夏期限定の同商品を開発した。フィリピン産のバナナを使ったバナナピューレとカスタードクリームを混ぜたオリジナルのクリームに加え、チョコレートを練り込んで焼き上げる。冷やして食べる場合は、乾燥を防ぐため封をして、1時間程度冷蔵庫入れることで楽しめる。「冷やすことでチョコレートがパリパリとした食感になる。バナナピューレに酸味があるため、暑い時期にぴったりのすっきりとした味わいに仕上がる」と社長の竹内正弘さん。冷やさずそのまま食べたり、トーストしたりして楽しむこともできる。価格は一斤=880円、ハーフ=470円。6月30日まで販売する。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒と検温、飲食以外の時間はマスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。飛まつ防止のため、受け付けカウンターにパーテションを設置。密を避けるため、混雑する場合はソーシャルディスタンスを保つように呼びかける。

 発売以降は連日完売が続くほど好評という。「手作りのため1日の製造数に限りがあり、売り切れてしまう場合が多い。事前予約を受け付けているので利用してほしい」と竹内さん。「チョコレートとバナナは多くの人が好きな組み合わせ。期間限定の味を楽しんでもらえたら」とも。

 営業時間は10時~18時。月曜定休。

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