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浜松の新川モールでワインイベント 「ライトに楽しむワイン」コンセプトに

「来場者の日常の新しい彩りになれたらうれしい」と話す「まちなかワインテラス」主催者の後藤さん

「来場者の日常の新しい彩りになれたらうれしい」と話す「まちなかワインテラス」主催者の後藤さん

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 イベント「まちなかワインテラス」が9月10日・11日、遠州鉄道高架下の多目的スペース「新川モール」(中区田町)で開催される。

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 主催者の後藤みゆきさんは、趣味の演劇でエンターテインメント通して街中の活性化につながるよう活動してきた。街中を盛り上げたいという気持ちが強く、「新川モール」に相談したところ、自身でイベントを開催するのはどうかと提案を受けたという。後藤さんの両親が創業90年の酒店「エスポアごとう」(中区鹿谷町)を営んでいるため、ワインに関するイベントを企画。同店こだわりのワインをそろえ、「ライトに楽しむワイン」をコンセプトに開催にこぎ着けた。

 「エスポアごとう」では、数年に一度、常連客と一緒にフランスへ行くワイナリーツアーを開催してきた。1850年から続くワイナリー「ドメーヌ・ド・ラルジョル」へ訪問して生産者と交流し、親交を深めてきたという。イベントでは、「生産者の顔の見える」同ワイナリーのワインのみを提供する。

 赤・白・ロゼの3種類のワインを用意する。赤ワイン「ラルジョル・ルージュ」は、苦みや渋みが少ない軽やかな風味で、ワインが苦手な人も飲みやすいという。白ワイン「ラルジョル・ブラン」は、輝きのある緑がかった淡い黄色で、グレープフルーツのようなかんきつ系の爽やかな風味が特徴。ロゼワイン「ラルジョル・ロゼ」は、フルーティーで華やかな香りと爽やかな酸味が特徴という。

 フードブースには4店が並ぶ。多国籍料理店「ヒクリWORLD SHOKUDO」は、「ピンチョスの盛り合わせBox」やタイ風ローストチキン「ガイヤーン」などを販売。焼き菓子店「KURONEKO BAKE SHOP」は、スパイスを効かせた「おつまみクッキー」や「チーズクッキー」など、ワインと相性の良い菓子をそろえる。このほか、手作りの窯(かま)焼きピザ専門店「ピッツァなお」とアジアンダイニング「Kelapa(ケラパ)」が出店。「きれいに着飾って出かけるのではなく、屋外で気軽に楽しんでほしい」と後藤さん。

 新型コロナウイルス対策として、来場時に手指消毒と検温、マスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。各テーブルに消毒用アルコールを設置。密を避けるため、広めに間隔を空けてテーブルレイアウトする。

 後藤さんは「おいしいワインと浜松の料理を楽しんでほしい。初めて開催するこのイベントが、来場者の日常の新しい彩りになれたら」と話す。

 開催時間は15時~20時。入場料1,000円には、プラスチック製ワイングラスと2杯分のワインチケット、ペットボトルのミネラルウオーターが含まれる。3杯目以降は1杯500円で販売する。フードブースのみ利用の場合は入場無料。

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