ハンドメード雑貨やファンション用品などを扱うマルシェ「LOTLOT（ロットロット）」が現在、「イオンモール浜松市野店」（浜松市東区天王町）で開催されている。

25ブランド約1万点をそろえるマルシェ「LOTLOT（ロットロット）」

　主催はイベント企画・運営やアパレル販売代行などを手がける「Mae（マエ）」（愛知県）。代表の塚本政章さんは、事業規模や資金面の課題で自分では店舗開業できないクリエーターに活躍の場を提供したいと考え、昨年10月に同企画を立ち上げた。愛知県内のショッピングモールで開催してきたが、4回目を迎える今回は静岡県での初開催となる。

　会場は、同店1階にある約36坪の店舗。愛知県を拠点として活動するクリエーターを中心に、25ブランド約1万点を用意。各クリエーターの個性を集めたマルシェとして、アクセサリーやインテリア雑貨、食品など、さまざまな商品が並ぶ。

　「旅先で出合ったモノたち」をコンセプトにするブランド「tabideai（タビデアイ）」は、インドネシアに自生するシダ植物「アタ」の茎を使って職人が編み上げる「アタバッグ」（11,000円～）を販売。焙煎（ばいせん）する前の生豆「グリーンコーヒー」を販売する「HeLLo（ハロー）」は、「オーガニックグリーンコーヒー」（1,200円～）やグリーンコーヒー入りの「焼き菓子」（380円～）を扱う。テント素材の軽くて丈夫な防水バッグを販売する「TENTTOTE（テントート）」は、「スタンダードサイズ」（7,920円～）などを用意。このほか、美濃焼陶器の作家「BIJIN TOUKI （ビジントウキ）」の「茶わん」（4,000円～）や、ワイヤアートジュエリー作家「Cajuju（カジュジュ）」の「ネックレス」（1,500円）などが並ぶ。1点物の作品も多いため、その日により品ぞろえが異なる。

　塚本さんは「浜松初出店のブランドが多いので、新しい発見を楽しんでほしい。すてきな縁に期待してもらえたら」と話す。

　開催時間は10時～21時。10月10日まで。