企画展「Mozu ミニチュア展　ようこそ、ちいさな世界へ。」が現在、遠鉄百貨店本館（浜松市中央区砂山町、TEL 053-457-0001）8階で開催されている。

ミニチュア作品「こびとの牛丼屋」

　人気クリエーターの巡回展を開催することで集客につなげようと企画した。Mozuさんは、「ミニチュア」「トリックラクガキ」「コマ撮りアニメ」の3分野で活動するクリエーター。まるで部屋の片隅にこびとが住んでいるような世界を表現したミニチュア作品「こびとシリーズ」などで知られ、X＝31 万フォロワー、インスタグラム＝29万フォロワー、ユーチューブ＝53 万のチャンネル登録を持つ（2023.9 時点）。同展の開催は、千葉、福岡に次ぐ3会場目となる。

　初公開の作品を含めた約60点を展示。人を驚かせることが大好きなMozu さんの世界を体感できる。ミニチュア作品「こびとシリーズ」は、「こびとのお風呂」「こびとの牛丼屋」などに加え、初公開となる「こびとのお風呂」を展示。錯覚を利用したアート作品「トリックラクガキ」は、まるでイラストが飛び出しているように見える「虹」「時計」などが並ぶ。静止しているフィギュアを1コマごとに少しずつ動かして撮影することで、あたかも動いているかのように見せる「コマ撮りアニメ」も場内モニターで上映する。

　「自分が小人になったような気分を味わえる」という、巨大な文房具のオブジェを並べたフォトスポットを用意する。オリジナルグッズの販売コーナーや、トリックラクガキの塗り絵コーナーもある。

　営業部の川井秀介さんは「写真や映像では伝わらない感動があるので、実際に来場して生で作品を見てほしい」と話す。

　開催時間は10時～19時（4月2日は 17時まで）。入場料は、大人＝1,000 円、高校生＝700 円、小・中学生＝ 500 円。4月2日まで。