イベント「第一通り横丁 ビアマルシェ」（TEL 090-3446-3979）が現在、遠州鉄道高架下の多目的スペース「新川モール」（中央区田町）で開催されている。

縁日のような雰囲気のイベントを目指す「第一通り横丁 ビアマルシェ」

　主催は静岡県飲食業生活衛生同業組合浜松支部。中心市街地の活性化を図るため、クラフトビールをメインとした縁日風のイベントを企画。浜松市の後援で初開催する。同組合西部地区青年部長の清水朝日さんは「郊外型のライフスタイルの増加を感じるが、街中に一斉に人が集まるように一石を投じたい」と話す。

　会場には約100席を設け、事前予約もできる。1,000円のチケット制（100円券10枚つづり）で営業する。平日は、串焼き・かき氷・焼きそばなどの露店が並び、週末は台湾ラーメンやタコスなどのキッチンカーが加わる。

　メインとなるクラフトビールは、週替わりで4種類ずつ用意する。苦みや酸味など、異なる風味のビールを楽しめるように、各週ラインアップのバランスを考慮したという。1週目は、麦のうま味と華やかな香りを楽しめる「スプリングバレー豊潤496」や、宮崎産「日向夏」を使うフルーツラガー「九州CRAFT日向夏」などを販売する。

　2週目は、1997（平成8）年に軽井沢で生まれた「よなよなエール」や、ラズベリーの酸味を感じる「Jazzberry」など。3週目は、飲んだ後にカラメルの風味が広がる「ブルックリンラガー」や、グレープフルーツのようなホップの香りと強い苦みが特徴の「インドの青鬼」などを用意する。4週目は、期間中の売り上げ上位4種類のクラフトビールを提供する予定。価格帯は1杯あたり700円～800円。スタンダードタイプの生ビール（600円）のほか、サワー・ハイボール・ノンアルコールドリンクなども用意する。

　「大人だけでなく子どもも楽しめるように週末は昼間から営業し、おもちゃ店なども出店する」と清水さん。「買い物や仕事の帰りがけなどに気軽に立ち寄ってほしい。にぎやかな縁日のような雰囲気を楽しんでもらえたら」とも。

　開催時間は、平日＝16時～20時30分、土曜・日曜・祝日＝11時～20時30分。9月1日まで。