イベント「ごみ減量チャレンジDay～みんなでサステナブる！？～」が9月8日、遠鉄百貨店新館8階「えんてつホール」（浜松市中央区砂山町）で開催される。

　地球環境の保全を図るため浜松市は、令和10年までに家庭系のごみ排出量を1人1日当たり404グラムまで減らすことを目指しており、スローガン「Go！みんなで404チャレンジ」を掲げ推進している。同イベントはその一環として開催する。初開催の前回はトークショー中心だったが、今回は参加型イベントとして展開する。

　当日は、浜松市によるごみ減量の取り組みの紹介から始まり、お笑い芸人が登壇するゲームやトークセッションなどを企画する。出演は、お笑いコンビ「マシンガンズ」として活動する滝沢秀一さん、元お笑い芸人で現在は自身で劇団を主宰するガラ林さん、松竹芸能所属のタケウチパンダさんの3人。いずれも芸能活動の傍ら清掃員としても働いており、ごみ削減活動を推進する「一般社団法人ごみプロジェクト」に所属する。

　「ごみ分別ゲーム」は、来場者の一部がステージに上がり、浜松市のルールに従ってごみ分別をゲーム感覚で学ぶ。引佐まちづくり協議会が考案した「ごみ減量すごろく」は、常葉大学の地域貢献サークル「Cocoa」が制作した動画で紹介する。ごみ分別などをテーマに滝沢さんや同サークル所属の大学生らが登壇するトークセッションも行う。場外には展示ブースも用意し、景品を進呈するスタンプラリーも企画する。

　浜松市一般廃棄物対策課の菅野恵子さんは「ごみ減量というと難しく感じる方もいると思うが、楽しく考えることができるイベント。まだ空席があるので気軽に参加してほしい」と話す。

　申し込みはFAXとホームページで受け付ける。締め切りは8月31日。