洋菓子専門店「パテスアキヤマ」(浜松市中央区富塚町、TEL 053-475-3711)がクロワッサンなど10種類のパンの販売を始めて1カ月がたった。
同店は1991(平成3)年に現社長秋山広平さんの父、潔さんが高級フランス菓子専門店として創業。広平さんは東京の専門学校でパン作りを専攻し、目黒区の洋菓子・パン店「キャトル」で3年間、修業。浜松に戻って2022年に店を継いだことを契機に念願だったパン作りに本格的に取り組み始めたという。「洗練された洋菓子以上に、どこか土くささがあるパンが好き」と広平さん。洋菓子店として培ってきた製法や素材をパン作りに生かし、4年間かけて試行錯誤を重ねた末、6月23日からパンの販売を始めた。
店舗面積は13坪。テイクアウト専門だが、戸外のオープンスペースにはテーブルもあり、コーヒーなどと一緒にスタンディング・スタイルでパンを食べられるようにしている。
看板の「クロワッサン」(320円)はフランス菓子の製造で使う室温4度の冷蔵室でフランス菓子と同じ発酵バターを使って生地の折り込みをしているため、バターの風味や味わいが強いという。「コルネ」(350円)はクロワッサンの中に抹茶やイチゴ、バニラのクリームが入っている。クリームも洋菓子作りで培った技術を生かして練り上げたという。「リュスティック」(150円)は水分をたっぷりと含んでモチモチ感が強く、サンドイッチに使えば素材を引き立てるという。
チョコレートをクロワッサン生地で包んだ「パンオショコラ」(360円)のほか「バゲット」(370円)なども人気という。「コルネ」や「リュスティック」など焼きたて石窯パンは火曜のみの販売。「クロワッサン」や「バゲット」などは毎日販売している。
広平さんは「最終的な目標はデリカテッセンでパンはその第1弾。まだまだパンの種類を増やしていきたいし、今後は食事も楽しめるセレクトショップを目指したい」と話す。
営業時間は10時~19時(火曜は9時~14時)。水曜定休。