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浜松・元城町にペットと楽しめるレストラン 地元食材でペットも飼い主も健康に

「ペットと一緒に食事を楽しめる空間を提供したい」と話す店長の美和さん(中央左)とスタッフ

「ペットと一緒に食事を楽しめる空間を提供したい」と話す店長の美和さん(中央左)とスタッフ

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 ペットと一緒に楽しめるレストラン「ドッグルハウス」(浜松市中区元城町、TEL 053-453-0111)が9月5日、オープンした。

地元食材を使う「浜松料理じねん浜松城店」

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 同店は、浜松の中心市街地で飲食店を多店舗展開する「ドルフィンキッズプロダクションJINEN GROUP(じねんグループ)」が運営する。同店によると、浜松市は1000世帯当たりの犬の飼育登録数が日本一多いという。一方で、市内にペット同伴可能な飲食店をあまり見受けないため、家族の一員であるペットと一緒に食事を楽しみたいという飼い主の願いをかなえる空間を提供したいと、同店のオープンを決めた。併せて、豊かな自然環境の元で生まれる上質な地元食材を使った料理を通して、ペットと飼い主の健康に貢献できる店を目指す。

 「自然と共生し次世代に残すことができる建物」をコンセプトに店舗を建設。むく材のフローリングや家具、空気の浄化・調湿作用を持つという珪藻(けいそう)土の壁材など、できる限り自然素材を使う。風が出ない輻射(ふくしゃ)式冷暖房システムを導入するため、ペットの毛やカビ菌が空気中に飛散しないという。

 1階には、浜松産の食材を使った料理を提供する「浜松料理じねん浜松城店」とテイクアウト専門店「浜松パワーフードスタンド」、ペット用品のショップが並ぶ。

 「浜松料理じねん浜松城店」では、丼物と浜松産タマネギを練り込んだ「遠州手延べそうめん」を使うセットメニューとして、「舞阪釜揚げしらす丼卵かけ×舞阪天然真鯛と浜松野菜の天ぷら煮麺」(2,000円)や「三ヶ日牛あぶりステーキ丼×浜松野菜と温泉卵の冷やし素麺」(2,500円)を用意。このほか、地元産の魚介を使う「海鮮丼 松」(2,000円)や「舞阪真鯛 胡麻味噌茶漬け」(1,800円)などをそろえる。

 ペット食育協会上級指導士が監修したペット用メニューも用意。「本日のわんこメニュー」(500円)は、ブランド鳥「美味鳥」のささみや舞阪産シラスごはん、ウナギなどを日替わりで提供。無添加無着色で防腐剤を使わない「わんこ手づくり牛粗びきソーセージ」(2本=600円)や、ペット用デザート「キューブシフォンケーキ」(800円)などもそろえる。「ペットと一緒に外食できる事は、飼い主とって本当に幸せなこと。ゆっくりとした時間を過ごしてほしい」と店長の美和佳澄さん。

 「浜松パワーフードスタンド」では、浜松産の食材と「いなさ牛乳」を使ったソフトクリームやドリンクを用意。「旬のソフトクリーム」(500円)、「薗田製茶ブレンド浜松冷茶」(500円)、「いなさ珈琲牛乳」(200円)などを販売。ショップでは、小型犬用の「注染染め浴衣」(5,500円)や天然素材を使ったペット用おやつ「わん's mammy 野菜チップス」(850円)など約100アイテムをそろえる。

 2階の「小型犬専用室内ドッグルーム」やペット食育講座などを開催する「セミナールーム」、屋上の約50坪の「ドッグラン」は、10月をめどにオープンを予定している。

 「このような店があることを知ってもらい、同時に浜松の食の魅力を世界に向けて発信していきたい」と美和さん。「昼も夜も営業しているので、気軽に足を運んでもらえたら」とも。

 営業時間は11時~22時。浜松パワーフードスタンドは12時開店(売り切れ次第終了)。火曜定休。

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