カレーうどん専門店「カレーうどん日和ゴンタ」（浜松市中央区舘山寺町、 TEL 053-487-5335）が10月17日、オープンした。

「エビ天カレーうどん」

　今年で創業55年以上といううどん店「手打ちうどん権太」が運営を手がける同店。「手打ちうどん権太」の定休日の店舗を活用して営業する。「手打ちうどん権太」店主の小山和孝さんによると、もともと関心があったカレーうどんを既存店で本格的に提供したいと考えたが、仕込みなどに手間や時間がかかるため難しいと判断したという。既存店で意欲的に働くスタッフに経験を積んでもらう意味合いも兼ねて、新しく専門店としてオープンした。

　店舗面積は約20坪。席数は、テーブル席12席、カウンター席4席、座敷席14席。店舗入り口には、カレーをイメージさせる黄色いのれんやのぼりを設置する。

　カレーうどんのメニューは6種類。ルーは使わず、クミン、ターメリック、コリアンダーなどスパイス10種類を配合したオリジナルのカレーに、香川県伊吹島産の伊吹いりこだしをブレンドする。店長の白井迅さんは「子どもや女性でも食べやすいように辛さを控えめに仕上げた。卓上に用意しているスパイスを振りかけて、辛みを調整してもらいたい」と話す。鶏と半熟卵の天ぷらを載せた「親子天カレーうどん」（1,200円）や、「エビ天カレーうどん」（1,100円）は、だしと天ぷらの相性の良さを楽しめるという。このほか、「ロースカツカレーうどん」（1,200円）、「チーズささみカツカレーうどん」、静岡のブランド牛を使った「静岡そだち（和牛）入りコロッケカレーうどん」（各1,100円）など。「シメのごはん」（120円）を残ったカレーに入れて、リゾット風にして食べるのもお薦めという。

　ドリンクメニューは、ヨーグルトをベースにした「ラッシー」（330円）、「三ケ日みかんジュース」（280円）などのほか、酒も提供する。

　オープン後は、想定より多くの来客があり好調なスタートという。今後について、白井さんは「手打ちうどん権太のようににぎやかな店にしたい。地域の方や観光客に喜んでもらいえるよう工夫していく」と話す。

　営業時間は11時～15時。木曜・金曜のみ営業。