プレスリリース

神保町の紙卸業者がつくった「マルクスの思想を飲む酒」“Marxist”(マルキスト)が発売されました

リリース発行企業:東芳紙業株式会社

情報提供:




2026年8月3日、東芳紙業株式会社(東京都千代田区神田神保町2-2-34、代表取締役:境和彦)は、深紅の薬草酒「Marxist(マルキスト)」を発売しました。「Marxist」は、ただ所有するための酒ではありません。深い赤を眺め、薬草の複雑な香りをたしかめ、ルバーブの酸味とスペイン産ワインの重なりを味わい、できれば誰かと語り合うための酒です。この新たな製品は同社の酒販サイト「すてら堂 for Marxisthttps://stellapolare.base.ec/ にて購入可能です。

商品概要
資本主義の限界を告発したマルクスが、いま改めて世界的に注目されています。
同社では、一人ひとりが大切にされる社会を目指して行動する人を、あえて「Marxist」と定義し、
その人たちを励まし、決意の夜に寄り添う酒として、この商品を開発しました。

本商品は、神保町の創業67年の紙卸会社である同社が、出版・思想・言葉の街である神保町から発信する新しい企画商品です。ラベルには、マルクスの肖像画と、マルクス『経済学・哲学草稿』の一節
“Der reiche Mensch ist zugleich der einer Totalitat der menschlichen Lebensau??erung bed??rftige Mensch.”
が配置されています。
長谷川宏訳『経済学・哲学草稿』では、この一節は「ゆたかな人間とは、同時に、人間的生命の総体としての発現を欲求する人間である」と訳されています。マルクスは同書において、私有財産が人間の感覚を「所有すること」へと狭めてしまうことを批判し、人間が本来、見ること、聞くこと、嗅ぐこと、味わうこと、感じること、考えること、愛することを通して世界とかかわる存在であることを述べています。
「Marxist」は、この人間理解から着想を得ています。買って棚に置くだけではなく、色を見て、香りをたしかめ、味わい、語り、誰かと分かち合う。あるいは、誰かの顔を思い浮かべて贈る。そのような体験のなかで開かれる酒を目指しました。

味わいの設計と製造は、株式会社Fame's代表取締役として白浜蒸留所(静岡県下田市)を営み、Cocktail Bar Raven(東京都江戸川区)のオーナーバーテンダーでもある伊藤広光氏が担当しました。Cocktail Bar Ravenは2025年に「The World's 50 Best | Discovery」に選出されています。伊藤氏は2026年7月28日、Hennessy MyWay 2026 ジャパンファイナルで優勝しました。

炭酸水割、ジンジャーエール割が好評です
ルバーブと多様なハーブ、スペイン産ワインを使用。
薬草酒らしい複雑な香り、苦味とコク。
簡単には理解しきれないが、後を引く味わいは、難解でありながら読み続けられるマルクスの著作にも通じます。

人が大切にされる世の中にしたいと行動する中では、嬉しいことばかりではなく、苦しいことや悔しいことも多くあります。「Marxist(マルキスト)」の重く苦い味わいは、そんな苦労を励まし、明日も頑張る決意を応援しています。




商品詳細
品 目:リキュール
内容量:500ml
アルコール分:25度
原材料:赤ワイン(スペイン製造)、スピリッツ、砂糖、ルバーブ、ハーブ類
通販サイト「すてら堂 for Marxist」にて販売

この商品開発は、東京中小企業家同友会会員の協力により進行しました。
● ラベル製作:タック紙工株式会社(代表取締役 習家敦志 氏)
● 商標登録:アイデアライズ国際知財事務所(齋藤理絵 氏)
● 企画助言:株式会社ユーワークス(代表取締役 CEO 吉本英治 氏)
価格
「Marxist(マルキスト)」の価格は5,940円(税込・送料別)です。
また、発売を記念して「マルクス名言しおり」が予約注文者には特典としてつけられました(現在は終了)。
このしおりは、9月13日、大阪で開催される「文学フリマ」でも販売予定です。





株式会社Fame’s 伊藤広光氏による製作コメント
MARXIST - マルキスト

思想家カール・マルクスが生きた19世紀。
それは政治や社会が大きく揺れ動いた時代であると同時に、薬草を酒に漬け込んだ「エリクサー」や「チンキ」が、薬と酒の境界に存在していた時代でもありました。

MARXISTは、そんな時代の薬草酒文化から着想した一本です。

ひとつのモチーフは、古くから英国で親しまれてきた薬草酒「Daffy’s Elixir(ダフィーの秘薬)」。
もうひとつは、薬草などの成分をアルコールで抽出する「Tincture=チンキ」という存在です。

日本でも江戸時代には西洋医学とともにチンキ剤が伝わり、ルバーブを原料とする「大黄チンキ」などが知られるようになりました。

そこでMARXISTでは、このルバーブを象徴的な素材として採用。
その鮮烈な赤に、マルクスを象徴する「革命」のイメージを重ねています。

ベースとなるのは、マルクスも親しんだと伝えられるワイン。

そこへルバーブを中心に、セージ、ローズマリー、タイム、ラベンダーなど、古くから人々の暮らしとともにあったハーブを重ねました。

ルバーブの酸味とほろ苦さ。
ハーブが生み出す複雑な香り。
そしてワインの穏やかな果実味。

情熱的な「赤」を持ちながら、香りはどこか穏やかでリラックスできる。

革命そのものを讃える酒ではなく、
その先にある平和を願うための薬草酒。

それが「MARXIST」です。

味わいとしては、ヴェルモットとアペリティーボの中間を思わせるスタイル。
そのままはもちろん、炭酸飲料と1:1で合わせた「Americano Style」もおすすめです。

ほろ苦さの奥に静かな情熱を秘めた、

赤い薬草酒をお楽しみください。
今後の展開
東芳紙業株式会社は、「Marxist(マルキスト)」の次の商品を計画しています。

代表コメント


代表取締役 境和彦神保町は、本の街、出版の街、そして思想が行き交う街。
東芳紙業は67年間、その文化を紙で支えてきました。
次に届けたいのは、本ではなく、「語りたくなる体験」でした。
この商品を通じて、
多くの人が語り合うきっかけとなれば嬉しく思います。

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