
■墓じまい、家族や親族とどこまで話し合えている?
お墓を継ぐ人がいない、管理や費用の負担が重い。
そうした事情から「墓じまい」を検討する家庭が増えています。
ただ、いざ家族や親族と向き合おうとすると、なかなか言葉にできない。そんな人も少なくないのではないでしょうか。では実際に、どの程度この話題と向き合えているのでしょうか。
ということで今回は遺骨供養ウーナと共同で、事前調査で「お墓を持っている、またはお墓の管理に関わっている」と回答した全国の男女200名を対象に「墓じまいをめぐる家族・親族間の合意形成」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXER Groupと遺骨供養ウーナによる調査」である旨の記載
・海洋散骨ウーナ(https://una-kuyou.jp/ohakajimai/)へのリンク設置
・海洋散骨業者おすすめ5選!(https://kaiyosankotsu-hikaku.com/pickup/)へのリンク設置
「墓じまいをめぐる家族・親族間の合意形成に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年8月12日 ~ 8月23日
調査対象者:事前調査で「お墓を持っている、またはお墓の管理に関わっている」と回答した全国の男女
有効回答:200サンプル
質問内容:
質問1:墓じまいについて、家族や親族と話し合ったことはありますか。
質問2:墓じまいについて話し合ったきっかけは何ですか。あてはまるものをすべてお選びください。(複数回答可)
質問3:話し合ったきっかけや、そのときの状況について具体的に教えてください。
質問4:墓じまいについて話し合っていない理由は何ですか。あてはまるものをすべてお選びください。(複数回答可)
質問5:話し合っていない理由について、具体的な状況や思うところがあればお書きください。
質問6:墓じまいで家族・親族間の意見が分かれた場合、どのように折り合いをつけたいと思いますか。あてはまるものをすべてお選びください。(複数回答可)
質問7:墓じまいで家族・親族間の意見が分かれた場合、どのように折り合いをつけたいと思うか具体的に教えてください。
質問8:家族で墓じまいを話し合う際、どのような情報やサポートがあると話しやすいと思いますか。あてはまるものをすべてお選びください。(複数回答可)
質問9:家族で墓じまいを話し合う際、どのような情報やサポートがあると話しやすいと思うか具体的に教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■66.0%が、墓じまいについて家族・親族と「話し合ったことがない」と回答
まず、墓じまいについて家族や親族と話し合ったことがあるかを聞いてみました。

その結果、「ない」と回答した人が66.0%にのぼりました。
「ある」と回答した人は34.0%で、話し合った経験のある人は3人に1人ほどにとどまっています。
墓じまいは、お墓の名義や費用、供養のかたちなど、家族や親族に関わるテーマです。
だからこそ、本来は早めに話し合っておきたい問題でもあります。
■42.6%が、墓じまいを話し合ったきっかけは「自分自身の高齢化・終活を考えて」と回答
続いて、墓じまいについて話し合ったことがある方に、そのきっかけを聞いてみました。

最も多かったのは「自分自身の高齢化・終活を考えて」で42.6%でした。
次いで「お墓が遠方で通いづらい」が39.7%、「お墓の管理・お参りが負担になってきた」が36.8%と続きます。
自分の年齢や体力の変化、そしてお墓との物理的・時間的な距離が、話し合いを動かす主なきっかけになっているようです。
話し合ったきっかけや、そのときの状況についても聞いてみたので、一部紹介します。
話し合ったきっかけや、そのときの状況について具体的に教えてください。
・墓参りの強要時。(30代・男性)
・誰も面倒を見れなくなるし、祖母が亡くなったのでゆくゆくは墓じまいをしようとなった。(40代・女性)
・墓が遠いので高齢になった時が心配。(40代・男性)
・遠方にお墓あり。お墓のある親族から草が生え過ぎていると指摘を受けた。今後の管理について話し合うきっかけとなった。(50代・男性)
・父親が認知症になって実質上管理ができなくなったから。(50代・男性)
・先祖代々の墓をだれが引き継ぐのかで兄弟でもめた結果、墓じまいして、別の墓に移すことになりました。(60代・男性)
具体的なエピソードを見ると、多くは「誰かが亡くなった」「管理が難しくなった」「継ぐ人がいなくなった」といった、生活の現実的な変化をきっかけにしていることがわかります。
自分から積極的に切り出したというより、状況に背中を押されて話し合いが始まった、という様子がうかがえます。そうした変化が訪れるまでは、話し合いのきっかけをつかみにくいということでもあるのかもしれません。
■40.2%が、墓じまいについて話し合っていない理由は「特に必要性を感じていない」と回答
一方で、墓じまいについて話し合ったことがない方に、その理由を聞いてみました。

最も多かったのは「特に必要性を感じていない」で40.2%でした。
次いで「まだ早いと思う」が31.8%、「話し合うきっかけがない」が25.8%と続きます。
上位には、差し迫った必要性のなさや、切り出すタイミングのつかめなさが並びました。
話し合っていない理由について、具体的な状況や思うところも聞いてみたので、一部紹介します。
話し合っていない理由について、具体的な状況や思うところがあればお書きください。
・なかなかきっかけがない。(30代・女性)
・自分がまだ若いから。(40代・男性)
・まだ先が見えないから。(40代・女性)
・親戚が集まるタイミングが無いので。(40代・男性)
・言いづらい事であることや個人個人の考え方の違い、また親類の反応も気になるからです。(50代・男性)
・高齢の両親と同居しており、両親は当然今ある墓に入るものだと決めてかかっているので、墓じまいの話は切り出せない。(60代・男性)
回答からは、「必要性を感じない」「まだ早い」という声の多くが、問題そのものを否定しているというより、「今はまだそのタイミングではない」という先送りの感覚に近いことがうかがえます。
加えて、親戚が集まるタイミングがない、親世代が今の墓に入るものと考えている、といった事情から切り出しづらいという声も見られました。必要性を感じにくいこと以上に、きっかけのなさと言い出しにくさが、話し合いを遠ざけているといえそうです。
■35.0%が、意見が分かれた際は「時間をかけてじっくり話し合う」で折り合いをつけたいと回答
続いて、墓じまいで家族・親族間の意見が分かれた場合、どのように折り合いをつけたいと思うかを聞いてみました。

最も多かったのは「時間をかけてじっくり話し合う」で35.0%でした。
次いで「承継者(名義人)の意向を優先する」が21.5%、「費用を負担する人の意向を優先する」が20.5%、「全員が納得するまで結論を出さない」が18.5%と続きます。
時間をかけた対話を望む声が最多である一方、名義人や費用の負担者といった、立場や役割に決定を委ねたいという考えも根強いことがわかります。
どのように折り合いをつけたいと思うか、具体的な考えも聞いてみたので、一部紹介します。
墓じまいで家族・親族間の意見が分かれた場合、どのように折り合いをつけたいと思うか具体的に教えてください。
・これから管理する人に一任。(30代・男性)
・双方が納得のいく形で決着をつけたいと思います。(30代・女性)
・持ち主(費用を払う人)が決めるべきだと思う。その後どうするかなどながく見ていかなければならないので。(30代・女性)
・実際にお墓の面倒を見ている人の意見を重視する。(40代・男性)
・僧侶に相談する。(40代・女性)
・多数決は民主主義の基本だから採用したい。(40代・男性)
「これから管理する人」「実際に面倒を見ている人」に判断を委ねたいという声が目立ちました。墓じまいは決めて終わりではなく、その後も供養や管理が続くものだからこそ、責任を担う人の意向を尊重したいという考えにつながっているようです。
■48.5%が、話し合う際にあると助かる情報は「費用の目安・内訳がわかる資料」と回答
最後に、家族で墓じまいを話し合う際、どのような情報やサポートがあると話しやすいと思うかを聞いてみました。

最も多かったのは「費用の目安・内訳がわかる資料」で48.5%でした。
次いで「手続きの流れがわかる資料」が43.5%、「供養方法の選択肢(永代供養・納骨堂・散骨など)の提示」が36.0%と続きます。
費用と手続き、そして供養の選択肢という、判断の土台となる基本情報を求める声が上位に並びました。
どのような情報やサポートがあると話しやすいか、具体的な声も聞いてみたので、一部紹介します。
家族で墓じまいを話し合う際、どのような情報やサポートがあると話しやすいと思うか具体的に教えてください。
・大まかな流れがわかり、疑問に答えてもらえるサポート。(30代・女性)
・実際に墓じまいをした人が良かったかどうかの口コミなどが知りたいです。(30代・女性)
・墓を管理しているところと揉める話を聞くので、法的にどうすれば問題ないのか知りたい。(30代・女性)
・実際にどういったことを行なうのかと墓じまいした後の事。(40代・男性)
・手続きの流れと費用関係。(40代・女性)
・実際の流れや費用が分かると話が進みやすいと思う。(40代・男性)
求められているのは、まず「いくらかかり、何をすればよいのか」という見通しです。
費用と手続きの全体像がわかれば、家族の間でも具体的な相談がしやすくなる、という声が多く見られました。
加えて、経験者の口コミやトラブル回避のポイントなど、実際に踏み出した人の声を求める傾向も顕著です。数字の情報だけでなく、「自分たちの場合はどうなるのか」を具体的にイメージできる材料が、話し合いのハードルを下げる鍵になりそうです。
■まとめ
今回の調査では、66.0%が墓じまいについて「家族・親族と話し合ったことがない」と答えました。
理由の多くは「必要性を感じない」「まだ早い」といった先送りの意識や、切り出しにくさにあります。
話し合いを始めた人の多くは、高齢化や管理の負担、継ぐ人の不在など、現実的な変化に背中を押されていました。そして、話し合いを後押しする情報として最も求められたのは、費用と手続きの見通しです。
いつか必ず向き合うテーマだからこそ、元気なうちに費用や手続き、供養方法の選択肢を少しずつ調べ、家族と言葉を交わしておくことが、後悔のない選択につながるのではないでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXER Groupと遺骨供養ウーナによる調査」である旨の記載
・海洋散骨ウーナ(https://una-kuyou.jp/ohakajimai/)へのリンク設置
・海洋散骨業者おすすめ5選!(https://kaiyosankotsu-hikaku.com/pickup/)へのリンク設置
【法月株式会社について】
代表取締役社長:法月寛文
本社:〒420-0875 静岡県静岡市葵区美川町21番10号
TEL : 054-271-2787
事業内容:仏壇・仏具の製造卸小売、遺骨供養
【株式会社NEXER Groupについて】
本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:SEO、Webブランディング、Web広告、サイト制作、メディア