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春華堂のスイーツが木彫り作品に 菓子と並べて撮影、イートインスペースも

やまもとさんのイラストと共に新作を紹介するコンノさん

やまもとさんのイラストと共に新作を紹介するコンノさん

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 企画展「春華堂 秋のキボリノコンノ展feat.やまもとゆか」が11月23~26日、「春華堂POP UP STORE KANDA」(浜松市中区神田町、TEL 053-441-3340)で開かれている。

木彫り作品の制作過程も見られる会場

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 「うなぎパイ」などの菓子を製造・販売する「春華堂」が企画した。浜松市を拠点に活動する木彫りアーティストのキボリノコンノさんが、同社のスイーツをモチーフにした新作3点を含む作品56点を展示する。新作は、国産材にこだわった家具を製造販売する「キシル」(浜松市南区寺脇町)の協力を得て今回初めて地元・天竜ヒノキの端材を生かして制作。アクリル絵の具や小型電動工具「ミニルーター」などを使って細部まで再現し菓子の質感を出した。

 会場ではモチーフになった洋菓子の「咲クレール アールグレイいちご」(367円)や「くりくり」(216円)、和菓子の「渋皮栗どら焼き」(302円)に加え、会期に合わせて復活させた「塩豆大福」(194円)も販売。菓子を購入すれば、イートインスペースで味わえるほか、木彫り作品と並べて撮影できるスポットも設ける。

 期間中、コンノさんは13時から在廊する予定で、初日は作品を介して来場者と交流を深めた。コンノさんは「気軽に足を運んでもらい、おいしさとともに木彫りの楽しさを知ってもらえたら」と話す。

 浜松市在住のデザイナーでイラストレーターのやまもとゆかさんは、動物を描いたイラストを中心に14点を同会場で展示する。

 春華堂広報室課長の髙山慎吾さんは「芸術の秋なので、アートに触れることで心の豊かさを育んでもらえる機会になれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~17時。観覧料は、大人=500円、小学生以下=300円、未就学児無料。隣接する「SWEETS BANK」「MARUHACHI」での買い上げ1,000円につき1人観覧できる。

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